Critique of Games メモと寸評

http://www.critiqueofgames.net の人のブログです。あんまり更新しません。

このブログについて

主にゲーム研究等に関わるテーマのメモです。 プロフィール(井上明人 INOUE Akito): CURRICULUM VITAE/履歴書・業績書 - Google スプレッドシート Research map:https://researchmap.jp/akito_inoue/ http://www.critiqueofgames.net/2001/03/post_1.htm…

RPG学研究 Japanese Journal of Analog Role-Playing Game Studies

RPG学研究が公刊されたとのこと。 https://jarps.net/journal/issue/view/1 基本的にCRPGではなく、TRPG研究という理解でいいのかな? 英語圏でも、「Role Playing Game Studies」を冠する本がZagalやDeterdingsらによって出されているので、名称的には、こ…

瀬戸内哲学研究会「eスポーツの倫理学」

@広島大学です。山陽道をどんどんと西に移動しています……。 https://drive.google.com/file/d/19LrqFPLlLRSecinGoYQeyqphJs0rnOvo/view 日時:2019年9月4日(水)場所:広島大学東千田キャンパス 東千田校舎A棟404講義室 第一部 eスポーツ倫理研究キックオフミー…

FIT講演:ゲーミフィケーションの「次」のステップに向けて

岡山にいます。 FIT2019 第18回情報科学技術フォーラムにて「ゲーミフィケーションが拓くサイバーワールドの可能性」東京情報大学の河野 義広先生にお招きいただき、岸本先生、坂井先生らとセッションでお話をさせていただきました。 井上の話としては主に、…

メモ「ビデオゲームの世界はどのように作られているのか? --松永伸司『ビデオゲームの美学』をヒントに」

2019年8月31日イベント https://univ.osaka-seikei.jp/news/747 のメモです。 (井上:………)の部分は、思ったことのメモです。 -------------------------------- 加藤隆文(大阪成蹊大学) 司会松永伸司三木那由多ナンバユウキ■松永伸司発表 松永による資料…

笹原和俊『フェイクニュースを科学する』(2018、化学同人)メモ

基本的な先行研究などを含めて、よくまとめている良書で、勉強になり、非常に面白かった。 特に、三章がこの分野での実証系の先行研究を丁寧に紹介しており、素晴らしい。 ■一章 略 ■二章 認知バイアスについての一般的な研究を紹介する章。認知バイアスにつ…

ミゲル・シカール『遊び心の哲学』関連メモ

目次: 良かったところ 原注リンク集 松永X吉田 対談 追記:松永返事へのコメント 特に丁寧ではないメモです。 おくればせながら、ようやく読む時間をつくったので、 良かったところ メタケトル 建築家へ(7章) 学術的な議論への応答は本文ではなく、脚注…

システマティックレビューの方法論

2014年の医療ガイドラインのpdf。 システマティックレビューの分類(質的・量的)、すすめ方についての話がまとめられており、示唆的 http://minds4.jcqhc.or.jp/minds/guideline/pdf/handbook2014_4_1.1.pdf

ゲーム論とサイボーグ

関連論文収集用のページです。 ◆Keogh, B. (2015). A play of bodies: a phenomenology of videogame experience. https://researchbank.rmit.edu.au/eserv/rmit:161442/Keogh.pdf 240ページの「Players as Integrated Cyborgs」あたりで明確に「ゲームプレ…

吉田さん「プレイバー論の射程」

読んだので、短いメモ。 吉田 寛「プレイバー論の射程」『ポップカルチャー・ワールド概念を用いたポップカルチャー美学の構築に関わる基盤研究 研究成果報告書 2016-2018年度 2018年度研究集会「インスタ映えの美学 ─溶解する『写真』と『現実』」』室井 尚研…

2019年度からの職位について

2019年4月1日からの職位は下記の通りとなります。 立命館大学映像学部 専任講師 京都大学文学研究科 非常勤講師 同志社女子大学 学芸学部メディア創造学科 非常勤講師 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター客員研究員 メインの勤務先は引き続き…

PLANETS vol.10、宣伝と途中までの感想など

『PLANETS vol.10』、10月5日に発刊されました。 さいきん、ネットから少し遠ざかっているなか、研究メモ以外のひさしぶりのエントリが宣伝的なエントリで恐縮なのですが…。 ふわっとした宣伝&感想などだらだら書きます。 PLANETS vol.10は、「戦争と平和」…

ビデオゲームプレイヤーの認知向上・変化について

例によってWiki的な、先行研究整理用のメモです。 Green C.Sが、ビデオゲームプレイヤーと、非ゲームプレイヤーを比較して、認知機能に差があることを示している。 Green, C. S., & Bavelier, D. (2003). Action video game modifies visual selective atten…

論文メモ:Richard N. Landers

Richard N. Landers https://rlanders.net/ ミネソタ大学の心理学者、big 5の研究とかをやっていた人だったが、最近はゲーミフィケーションまわりでもいろいろと活躍されていらっしゃるらしい。 Defining Gameful Experience as a Psychological State Cause…

ゲーム研究関連で困る訳語

エルゴード的、エルゴード性 frivolous(不真面目な、軽薄な、馬鹿げた) Frivolity(浅薄、軽薄、不真面目) phantasmagoria((走馬灯のように)移り変わる幻影[幻想]. )

Game Evaluation Bias Indexを公開しています。

下記URLにて、Game Evaluation Bias Indexを公開しています。 http://www.critiqueofgames.net/local_index/ ■このデータセットが作成されている目的 このデータセットは、「重要なゲーム」とされる様々なゲームが、どのような評価の偏りをもっているのかを…

ゲーム依存関係の話について

いろいろと複雑な話なので、改めて現時点での立場をなるべく簡潔に書いておきます。 精神医学における基準であるDSM-5での「インターネットゲーム障害」、ICD-11で提案される「ゲーム障害」は、単なる長時間の繰り返しのゲームプレイとは全く別物であるとい…

メモ:佐藤裕『ルールリテラシー』新曜社、二〇一六

問題意識を共有できそうな内容なので、少しメモをとりながら読みます。(読みながらメモなので、読みすすめていくうちに、疑問が解消されることもありうるかと思います。) 以下、批判的に検討していますが、基本的に本書に対してポジティヴなので、私自身の…

ルーブリック表の導入に関する個人的所感メモ

ルーブリック(Rubric)評価についての覚書メモ集積です。 基本的に、ルーブリック表の導入は、アクティヴ・ラーニングに関する話のなかでもかなりクリアでわかりやすい手法だと思う。ゲームづくりの理屈から言っても、評価方法を予め公開しておくことは合理…

「ゲームの楽しさ」についての多変量分析を行っている研究リンク/随時更新

メモ的なもの。随時更新 1. Sherry, J. L., Lucas, K., Greenberg, B. S., & Lachlan, K. (2006). Video game uses and gratifications as predictors of use and game preference. Playing video games: Motives, responses, and consequences, 24(1), 213-…

関西大学 総合情報学部のみなさん、ありがとうございました!

今月末で関西大学の三年の任期が終わりました。 関大は、毎週火曜のみの勤務でしたが非常にいい経験をさせていただいたと思っております。 非常に先生っぽいコメントになりますが、受講していただいている学生さんの課題のクオリティには毎回、感心させられ…

2017年度 業績一覧

今年からGoogle Spread Sheetを公開するようにしました。(編集は不可です) デフォルトだと英語の履歴書のほうに行ってしまいますので、タブで業績書のほうが見れます。 履歴書・業績書をまとめて公開しておくということであれば、もちろんリサーチマップの…

動物の遊び研究関連の文献メモ

■Burghardt, Gordon M. -The genesis of animal play: Testing the limits. Mit Press, 2005 →動物研究についての包括的な研究の本らしい。(藤田和生、中村哲之、ほか. “遊び行動と認知機能の関係性についての比較認知科学的・比較認知発達科学的研究 ”. 京…

List of Videogame Research Centers / memo

[ North Europe ] Denmark / -Copenhagen IT University Members | Center for Computer Games ResearchFinland/ -Tampere University : Game Research Lab, CENTRE OF EXCELLENCE IN GAME CULTURE STUDIES -Turku University : http://www.turkugamelab.fi …

Interview/Article etc... in foreign languages.

CV(google spread sheet) English News Jeriaska,2007,Square Haven News / Critique of Games: Akito Inoue Darrell Nelson,2011,Get Your #Denkimeter Game On Steve Levenstein,2011,Save Power with Online Energy Conservation Game '#denkimeter' Work…

コンピュータ・ゲーム関係の大学の授業資料ページリスト(随時更新)

英語圏および日本語圏で、コンピュータ・ゲーム関連の授業内容を公開なさっている方の資料ページの一覧です。自分用の情報まとめというぐらいのものなので、とくに完璧を目指している記事ではありません。 人文学 ※作品研究/文化論/人文学系のゲーム研究紹…

ゲーム研究のレビュー論文リスト

分野ごとに新しいものから。なんか検索すると出てくるのがほとんど悪影響論にかかわるものか、シリアスゲームまわりのものばっかですが。 随時更新 シリアスゲーム関係: 認知科学系を含む。コンピュータ・ゲームとシリアスゲーム:Connolly, Thomas M., Eli…

井上明人/2016年度・業績リスト

年度末がおわってようやく少し落ち着いてきましたので、昨年度のものを貼っておきます。抜けているものがあったらすみません…。トピックレベルでは、ポケモンGOと、トランプにおわれた一年という感じでしたが、労力としては、2015年度同様、PLANETSの連載中…

書きました:『ユリイカ ソーシャルゲーム特集』、『中心をもたない、現象としてのゲームについて 第13回

アメリカ出張から帰ってきました。明後日(3日~7日)から今度はソウルに行ってきますが、家に帰ったら寄稿させていただいた雑誌など届いておりましたので、お知らせしておきます。 宣伝(1)「ユリイカ」2月号ソーシャルゲーム特集に掲載されております。 …

あとで読む:Jin Ha Leeさんの

メモ ジャンル分類はなぜ失敗するか Why Video Game Genres Fail: A Classificatory Analysis http://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/1555412015591900 追加コンテンツに関するはなし The Problem of "Additional Content" in Video Games ゲームのメ…