学生に教えてもらった。 双曲割引などの研究をしている行動経済学の先生の研究 盛本 晶子, 時間選好率および現在バイアス性がオンラインゲーム内コンテンツへの課金行動に与える影響, 行動経済学, 2018, 11 巻, p. 1-13, 公開日 2018/07/10, Online ISSN 218…
日本の教育はダメじゃない 国際比較データで問いなおす (ちくま新書 1549) [ 小松 光 ]価格: 902 円楽天で詳細を見る 読んだ。 右派の人が喜びそうなタイトルだが、PISAデータなどを順当によみつつ、国際的な教育研究における日本の教育の評価や位置づけを…
ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる (中公新書ラクレ 709) [ 東 浩紀 ]価格: 946 円楽天で詳細を見る 遅ればせながら読んだ。下記、雑駁な感想。 東さんの本は、『動物化するポストモダン2』もそうだったのだけれども、自分が完全にお客さんというわけで…
正式な広報用のURLは、別途作成予定ですが、 『マナーな食卓』をご購入いただいた方向けのとりあえずの情報集約ということで、こちらに簡単な紹介用譲歩をまとめております。 →<公式ルール>(2021年4月10日更新) 『マナーな食卓』 3人用 対象年齢10歳以上…
お世話さまです。4月1日ということで、業績書の更新作業をしましたので、一年単位での近況報告です。 CURRICULUM VITAE/履歴書・業績書 - Google スプレッドシート 1.ゲームや、遊びの提案など 2.書いたもの Covid 19以前に書いたものが今年になってリ…
植原さんの本と、標葉、福山、江間さんらの本。 どちらも、授業に使えそうな感じだが、大教室での講義用に使えそうなのは、後者の『残された酸素ボンベ』こと、nocobonだろうか。学生の眠気を覚ますためのクイズということでは優れている。ただし、たいがい…
『Tired of』 note.com 遊戯道路と、歩行者天国の制度 歩行者天国 - Wikipedia プレーパーク プレーパーク - Wikipedia 松陰神社通り http://shoin-dori.com/universal2.pdf イギリスでの取り組み,playing out 。かなり洗練されている。 Playing out - brist…
伊藤朋子,2013,子どもの「遊び」に関する教育人間学的考察,四天王寺大学紀要 第56 号,pp121-140 https://www.shitennoji.ac.jp/ibu/docs/toshokan/kiyou/56/kiyo56-09.pdf 主に、デューイの話を論じている。 J. Dewey; How We Think, 1933, p.210.から引用さ…
著者の博士論文である 竹野真帆. (2014). オンラインゲームの訴求力とその若年層への影響を出版したもの。オンライゲームのポジティブな側面を示そうと、いろいろと悪戦苦闘している論文である。本のタイトルは売れ行きとかを考えて、ちょっと変えたというこ…
遊戯史学会の論文のタイトル一覧が公開されている。 J-stageなどで中身を見られるようになるといいのだが……。 sekaiyugi.com
下記は、ダニエル・キング&ポール・デルファブロ(2018)の翻訳についてのメモ。 ゲーム障害 ゲーム依存の理解と治療・予防 作者:ダニエル・キング,ポール・デルファブロ 発売日: 2020/08/17 メディア: 単行本 非常によく調べられていて勉強になる箇所と、…
Formenti, L. (2016). Complexity in learning biographies: A dialogical approach. (読めなさげ……) Pianzola, F. (2017). Cognitive Affordances, Aesthetic Effects and Social Functions: A Systemic Approach to Narrative Studies. https://boa.unim…
査読の書き方について書いている記事というのが、ネットを探してもあまり、情報量が多くないので、個人的にこころがけている程度のことを書いておく。 特に、この書き方を守るべきだとか、そういうわけではない。個人的なメモ程度のものだと思ってお読みいた…
学生と話していて、混乱を生みがちなポイントだと思ったので、メモ。 1.統計的にそれなりにきちんとした手続きを踏んで、因果効果が推定できることと、 2.創発的現象の機序を明らかにすること の間には、ダイレクトな関係はない。あたりまえだけれども。…
どちらの本も、ゲームをめぐる議論がかなり全体の議論をめぐる骨格部分で重要なものとなっている。 1. 機械カニバリズム 人間なきあとの人類学へ (講談社選書メチエ) [ 久保 明教 ]価格: 1815 円楽天で詳細を見る 久保,2018は基本的には、将棋の電脳戦に…
ネットビジネス進化論 何が「成功」をもたらすのか [ 尾原 和啓 ]価格: 2420 円楽天で詳細を見る 尾原さんの新著。 尾原さんの本を読むのは、『ITビジネスの原理』『アフターデジタル』につづいて三冊目。 『ITビジネスの原理』と同じく、 なぜ、Googleのビ…
思考力改善ドリル 批判的思考から科学的思考へ [ 植原 亮 ]価格: 2200 円楽天で詳細を見る ご恵投いただいた。感謝。 植原さんとは、関西大学総合情報学部に勤務していたときにお世話になり、何度かお話したが、哲学と認知科学の両方に興味がまたがっている…
リチャートバートル的なものの、研究の積み重ね。 メモは随時更新。 Marc Busch, Elke Mattheiss, Rita Orji, Peter Fröhlich, Michael Lankes, and Manfred Tscheligi. 2016. Marc Busch, Elke Mattheiss, Rita Orji, Peter Fröhlich, Michael Lankes, and …
レビュー論文:Panadero, E., & Jonsson, A. (2013) ルーブリックが生徒の成績向上をどう媒介するか? 影響する変数、ファクターについて Reddy, Y. M., & Andrade, H. (2010) 妥当性と信頼性:Moskal, B. M., & Leydens, J. A. (2000). 効果実証:Andrade, …
はげひげ先生 higeoyaji.at.webry.info 加藤さんの記事 ゲーム依存から何が見えるのか | RAD-IT21 gendai.ismedia.jp どちらも、パネルデータの話をしているが、まさにそう。 単発の調査だと、まあ、DSMなり、ICDなりの尺度でやれば、Gaming Disorderないし…
随時更新 Wiki的に使用します。 民主主義、倫理基準系 Playing (with) Democracy: A Review of Gamified Participation Approaches Sarah-Kristin Thiel Michaela R Reisinger2016, Journal of E-Democracy and Open Government https://www.academia.edu/30…
Sense of Presenceの尺度関連論文 Social Presence関連 Sense of Presenceの尺度関連論文 VR系の研究だと、質問紙というか、f MRIとか、唾液調査とかの神経生理学的な調査をやっていたり、やや手間のかかるフェイクを交えた実験法を用いているという印象があ…
佐倉葉ウェブ文化研究室の記述を読んでいて、思ったのだが、 websitemap.sakura.ne.jp 2000年前後ぐらいの、ゲーム系テキストサイトの歴史というのは、もうほとんど、みえなくなってる気がする。 「web ring」とか、「Read Me!」とかにみんな登録していた時…
下記、Anita Elberseが出している、映画の制作費と、興行収入の散布図だが、 toyokeizai.net Adamsらが、メタデータと売上の相関で出しているデータも、似ている www.eludamos.org 前者は、「金かけて作ったけどコケた映画」は沢山あるが、「金かけてないけ…
やる気の出たときに、随時更新。ピックアップの基準は当面なし。特に良し悪し等も気にしないメモ。網羅性は期待しないで下さい。 凡例: [G]ゲーミフィケーション(日常等の非ゲーム文脈へのゲームの埋め込み) [S]シリアスゲーム(ゲームそのものを通じた非…
昨年度の予算リミットがあと1時間で2000円ぐらい余っていたときに、生協で買った新書2冊。パラパラ読んでる。いずれも、かなり評判のよかった本だけあってすばらしい。「流行りの新書だから買う」というタイプの購買行動はあまりやらないので、こういうのも…
井上がゲームを論じる際に使う「創発」概念について Soler-Adillon, J. (2019) Sutton‐Smith, B. (1992). The role of toys in the instigation of playful creativity. Creativity Research Journal, 5(1), 3-11. Pelletier, C. (2009). Games and learning…
www.asakura.co.jp 同僚の本棚にあったのをパラパラ読んだ。 2002年とちょっと古い本で、計量化III類、主成分、クラスター分析等を使って多変量の判別をしつつ、なんとか議論を構築しているという感じの本。 簡単なメモ コラムで書かれていたショーロホフ『…
ビデオゲームの話がまったく通じなさそうな、ご年配の方と話しているときに、 「僕も、インベーダーはけっこうやりこみましたよ。僕も、ゲーム世代です。はっはっはっ」みたいな、申告をいただくことがたまにある。 ぶっちゃけ、99%社交辞令的におっしゃら…
昨年のベストセラー本。隅々まできっちりとではないが、ざっくり読んだが、読む前に抱いていた印象がだいぶ変わった。 なんとなくの印象で、本の売り方のうまい欧米のライターかなんかが書いた、わかりやすい本かなんかだろうと思っていただのが、アオリがう…