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Critique of Games メモと寸評

http://www.critiqueofgames.net の人のブログです。あんまり更新しません。

ZOEさんのコメントについて(2)

ビデオゲーム

>「統計的な評価は現実的には期待できない。たくさん売れたタイトルが有利になる可能性が高い」

 これについては、おそらく統計的評価について少し誤解があるのではないかと思います。
 例えば、統計的にゲームの評価を行っているPlaystation mk2を見ていただければわかりますが
 2004年発売のPS2のRPGについて見てみると、確かに売れ行きの高かった『ドラゴンクエストVIII』はランク「A」で平均点も74点となっており高い評価を得ていますが、それよりも注目は『真・女神転生III-ノクターン マニアクス』の「S」ランク、平均点81点となっているところですね。
 多言を要さないと思いますが、単純な得票数で集計するような形の「統計」だけではありません。個々人の評価の「平均点」というものを導入するだけで、「売れたタイトルが有利になる」という可能性は避けられます。

 ただ、ZOEさんの言うような「売れたタイトル/売れないタイトル」がネット調査系の統計手法として問題があるとすれば、マイナーなゲームやニッチな市場に向けたゲームとメジャータイトルを比較した場合に評価者の同一性が保持できないということかと思います。
 シューティングマニア向けの5万本も売れれば十分のタイトルと、ドラクエのような300万、400万といった規模で子供からお年寄りまでやるタイトルでは評価者の傾向が全く違ってきますからね…
 一応、これもCinemaScape/映画批評空間なんかだと、映画ごとに「ゴダール好きの人の評価は平均9点」「チャップリン好きの人の評価は7点」「ジャッキー・チェン好きの人の評価は4点」などと言った形で、評価者の傾向まで可視化できるようにされてます。(ゲームではここまでデータマイニングをやってるところはまだないようですが…)