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Critique of Games メモと寸評

http://www.critiqueofgames.net の人のブログです。あんまり更新しません。

6月3日 RGN : コンピュータ・ゲームのデザインと物語についての研究会#02 予約開始

バタバタしててすみません
>みなさま

次回RGNどうにか予約開始しました...
http://www.glocom.jp/event/modules/eguide/event.php?eid=3

田中治久=hallyさんです。

コンピュータ・ゲームのデザインと物語についての研究会:
RGN (Research on Game design and Narrative)

第2回「ゲームを再定義する〜手続きとしてのゲーム〜(仮)」6/3(土)

■発表者
田中治久(D4 Enterprise,id:hally) + 牛島正道(東京大学大学院 情報学環

■発表予定内容の紹介

1.問題意識
2.ゲーム定義のこれまで
3.ジュールの批判的検討
4.提案:手続きとしてのゲーム


 「ノミック」というゲームをご存じだろうか。ゲームルールにしたがってゲームルールを書き換えていくという、一風変わったテーブルゲームである。これはアメリカの哲学博士で弁護士でもあるPeter Suberが1982年に考案したもので、最初は29項目のプレイルールから始まり、プレイヤは投票によって新しいルールを加えたり、また既存のルールを変化させたりすることができる。規則に従わなければならないという規則をも、である。

 「ノミック」のオリジナルバージョンでは、ゲームの勝利条件が設定されている。提案したルールが可決されれば10点加算され、最初に100点を獲得したものが勝利者となる、というものである。これはもちろん後から書き換えられたり削除されたりするかもしれないのだが、ともかくもゲームとしての体裁を保っていることは疑いない。しかし2003年にHatakeyama Masaomiが考案した亜種「ミニマムノミック」には、それがない。ゲームの達成目標は、プレイの途上においてプレイヤによって生み出される。もしかしたら生み出されないかもしれない。ゲームとして成立するかどうかは、プレイしてみるまで分からないのだ。「ミニマムノミック」はゲームになったりならなかったりするという、奇妙なシステムなのである。このようなゲームが存在し、かつプレイしうるという事実は、ゲームがあらかじめ固定されたルールシステムではなく、人間の営為のなかで動的に形成されうるものであることを示しており、既存のゲーム定義論に一石を投じる。

■日程

6月3日(土)

14:00〜 開場
14:10〜 第二回開催のごあいさつ(井上明人)
14:15〜 DiGRA Japanについて(DiGRA Japan 理事 伊藤憲二)
14:30〜 ミニマムノミック
14:50〜 メイン発表1(hally)
15:35〜 休憩
15:40〜 サブ発表
16:20〜 ディカッション
16:50〜 休憩
16:55〜 ディスカッション&質疑応答
17:50〜 会食会
19:00〜 懇親会

■場所

国際大学GLOCOM
http://www.glocom.ac.jp/j/access/

■登壇者(現時点の予定)

田中治久 (D4Enterprise,hally) [発表者]
牛島正道(東京大学情報学環大学院) [共同発表者]
井上明人国際大学GLOCOM研究員) [司会、コメント]
中嶋謙互(コミュニティーエンジン、Gumonji

+現在調整中