岡山にいます。
FIT2019 第18回情報科学技術フォーラムにて「ゲーミフィケーションが拓くサイバーワールドの可能性」東京情報大学の河野 義広先生にお招きいただき、岸本先生、坂井先生らとセッションでお話をさせていただきました。
井上の話としては主に、ゲーミフィケーション系のサービスの進展にとって、技術的にどういう部分が変化すると、インパクトがあるのか、という話を簡単にまとめました。
- センサリング技術のイノベーション:血液の情報取得、食事内容の解析etc…のコスト変化
- ファジーな情報判断のイノベーション:Deep learningなどのAI/AI関連技術のイノベーション
- データフォーマットの標準化と普及:データフォーマットのバラ付きがある公開情報:食事の成分情報、コンテンツの作品情報などを扱いやすく
- IOT/タンジブル・インターフェイス
- XR技術のイノベーション:重ね合わせの技術、スマートグラス
また、社会制度的な問題として、技術のレイヤーとは別に、
- データ利用の権利に関する制度変化
- 倫理基準の策定
- ゲーミフィケーションのデザイナーの誕生
などが、大きな影響のあるポイントだろうという話をしました。