Critique of Games メモと寸評

http://www.critiqueofgames.net の人のブログです。あんまり更新しません。

哲学

いろいろと本を買いました。

ボチボチとここ最近で買った本をメモっておきます。 こんな本買ってますということで。 ヘタレなので、読み終わるのはいつになるかわかりませんけれど。 中村元『論理の構造(上)』 印度哲学本。という特殊ジャンルのため、哲学本の中でも、かなり固有名詞…

サイード死去

サイードたん、先月に亡くなってたんだ。知らなかった。 http://news.goo.ne.jp/news/asahi/hito/20030926/K0025200708093.html 『オリエンタリズム』は上下刊を古本屋で揃えた後、いまだに100ページも読み進められていないのだけれども。そういえば、大物の…

東浩紀DVD

人から、東タンの動物化どーたらのDVDをちょっとだけみせてもらう。 http://www.t3.rim.or.jp/~hazuma/dis/dvd1/dvd1.html 最後のほうで、ギャルゲーについてグダグダ語っているところが、一般の「オタク」と何も変わらないようにしか見えなかったのが、かな…

『日本の童貞』渋谷知美 文春文庫

本書は私が依拠することもけっこう多い、構築主義的アプローチとか言説分析とかいわれている方法論によって、日本における1880〜現在までの「童貞」をめぐる<言説>がいかに構築されてきたかを克明に解き明かす研究書。著者の修論のやきなおしである。赤川…

『哲学案内』 谷川徹三 講談社学術文庫

昭和29年にかかれているという古さを感じさせる一冊。 実存主義が「ニヒリズム」というレッテルを貼られて非難されているのとかが面白い。「てめえのはニヒリズムじゃねえか!」という攻撃の仕方というのは、けっこう昔からの定型的な非難の仕方なのかしらん…

『なぜ人を殺してはいけないのか』永井均×小泉義之 1998 河出書房新社

はじめから期待はしていなかったが、もうちょっと読むに足る内容であって欲しかった。特に小泉さんの議論には絶望的なものを感じる。永井さんの方は、議論の実りのなさをよくよく認識されているようだし、異論がないわけでないが言っていることはよくわかる…

谷徹『意識の自然』

第一部第三章で、イデアリテールと、リアリテールという用語が何を言っているのだかさっぱりわからなくなり脱落。わかる人いたら教えてください。