Critique of Games メモと寸評

http://www.critiqueofgames.net の人のブログです。あんまり更新しません。

映画

「死の表現」をめぐって#02

1.『人間ども集まれ!』 テンパりつつも逃避する井上です。 9日の研究会関連の話題で。死の表現に関するネタとして人とだべっていて、「手塚は死のリアリズムにむきあっていた、とかって話があるけど、手塚にとっての<死の表象>つっても実は手塚ってダー…

ゲーマーに推奨する映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』

ヤバイ。かなりよかった。一般に評判のいい「オトナ帝国」よかずっと面白かった。 安定感のあるシナリオ、こってりとまとめてあるカメラアングル。そして、最後の戦闘シーンがとてもすばらしくて、良質な3Dアクションゲームをやっているような興奮があります…

『スパイ・キッズ3-D ゲームオーバー』

wowowで撮っておいたのを見ました。 ストーリーは、「トイメーカー」という悪人がヴァーチャル・ゲーム(なんかMMOのようなゲーム)『ゲームオーバー』の中で電子生命体みたいな状態になりつつも全世界征服を企んでいるので、それを阻止するために子供のスパ…

ロスト・イン・ラマンチャ

テリー・ギリアムが、『ドン・キホーテ』を撮ろうと奮闘して、まさにドン・キホーテのごとく映画制作が失敗に終わるまでのドキュメンタリー映画。テリー・ギリアムほどの実績のある人でもこういう失敗に陥るものなのかと、自分もうまくいっていないときなど…

シティ オブ ゴット

『シティ オブ ゴット』をWOWOWでやっているのをたまたま見たのだけれども、存外に素晴らしい映画だった。今年見た映画の中で暫定No1。 一言で言うとすれば、ブラジルのスラム街における負の再生産構造を、実話を元に撮った映画。あるいは、なんの比喩でもな…

イノセンスみてきました

うわさの『イノセンス』みてまいりました。 ネットでの反応のさじ加減が映画を見ていて納得。 悪くないっちゃあ悪くないし、これで押井さんサイコー!って人がいるのも予想できることだけど、個人的には諸手をあげて誉めたくなるような内容ではないかんじ。…

マイケル=ムーア『ロジャー&ミー』が感動的。

『ボウリング・フォー・コロンバイン』を見てみて、良かったんだけれども、妙にひっかかるところがあったので気になって、見る映画とかもないので、『アホでマヌケなアメリカ白人』やら、『ロジャー&ミー』やら、手にとれるマイケル=ムーア作品をあらかた…

『ピンポン』

テレビで放映されてたので一応見ました。 そもそも全体の演技指導のレベルが甚だしく微妙でしたが 窪塚嫌いでもなんでもない私が この窪塚洋介の演技のダメさ加減に軽く殺意をいだきました。