Critique of Games メモと寸評

http://www.critiqueofgames.net の人のブログです。あんまり更新しません。

2023-01-01から1年間の記事一覧

シラー関係メモ

シラーで抑えておくべきこと 「遊戯衝動」 カントー「判断力批判」の影響(宮崎2016論文) プラトン「国家」の更新としての側面(中村2018論文) 形式的衝動と感性的衝動の循環(井藤2008論文) 宮﨑 裕助, シラーの「遊戯衝動」から、カントの「物質的視覚…

ボイテンディクの文献にどうやってアクセスすればいいのか…

ごくごく一部の人向けの文脈だけれども、 だいたい19世紀~20世紀初頭にかけての遊び論だと基本的にドイツが中心で、 まず、 (1)シラーの「遊戯衝動」1801の話(『崇高について(Über das Erhabene)』) →カントにおける自由や、ゲーテからの影響あり…

カール グロース(Karl Groos)の著作、著書も含めてpublic domainになってるのでは?

「遊びの準備説」とかみたいな感じで、遊戯論だと、よく引用される、近代遊戯論の最初期の著書として名高いドイツの自然主義っぽい哲学者?Karl Groosの未邦訳の著書がInternet Archiveで公開されています。 Internet Archiveで公開されてるものって、たまに…

世界の主要なゲーム研究の拠点をどう記述するか

ITU、RCGS、Tampere Univなど、ゲーム研究の拠点はいくつかあるが、簡単に記述しようかと思っているが、どういうふうにまとめようかちょっと考えているが、 だいたい、次のような国際カンファレンスの開催地をやったところ、というようなのを集計していくと…