Critique of Games メモと寸評

http://www.critiqueofgames.net の人のブログです。あんまり更新しません。

2003-05-01から1ヶ月間の記事一覧

weblogの力というよりも単にWebの力ではないの?

web

ウェブログ事始め http://www.zdnet.co.jp/news/0305/07/cjad_horikoshi.html weblogに関する連載なのだけれども、日本におけるweblogの威力を語るところで、 日本の例で言えば、2002年「ゲームをしすぎると脳が壊れる」と主張する脳神経学者によって書かれ…

『哲学案内』 谷川徹三 講談社学術文庫

昭和29年にかかれているという古さを感じさせる一冊。 実存主義が「ニヒリズム」というレッテルを貼られて非難されているのとかが面白い。「てめえのはニヒリズムじゃねえか!」という攻撃の仕方というのは、けっこう昔からの定型的な非難の仕方なのかしらん…

『〈対話〉のない社会』中島義道 1997 ちくま新書

言いたいことはわかるのだが、議論としてはひどくお粗末。 中島義道自身が考えるところの「日本的」な文化状況の所為で、中島が苦い思いをしているのは非常によくわかるし、中島の構想するところの〈対話〉という行為が望ましいというのも感覚的にはわからん…

『面白懐かし 人気ゲーム 99の秘密』二見書房

可もなく、不可も無く。まあ、わざわざ読むような内容はあんまりなさげ。

『パソコンゲーマーは眠らない』小田嶋隆 朝日文庫

なかなかよかった。 細かいケチがつくところもかなり沢山あるのだけれど、まあ、この種のエッセイに細かいケチをつけるというのもアレなので、細かいことはとりあえず捨て置くとして。 で、なにより、本エッセイは、ゲームをまったく知らない人でも読んで楽…

『なぜ人を殺してはいけないのか』永井均×小泉義之 1998 河出書房新社

はじめから期待はしていなかったが、もうちょっと読むに足る内容であって欲しかった。特に小泉さんの議論には絶望的なものを感じる。永井さんの方は、議論の実りのなさをよくよく認識されているようだし、異論がないわけでないが言っていることはよくわかる…

村上隆“芸術道場”

http://www.kaikaikiki.co.jp/dojo/index01.html 毎回ことなったお題で、一般から論文公募。村上隆、竹熊健太郎、椹木野衣などが審査員を務め、段位認定。この回のお題は「ゲームと芸術」ということで。これから読みます。そして、できればコメントつけます。…

Googleのページランクをセコく上昇させる方法

web

http://aglaia.c.u-tokyo.ac.jp/~yamamoto/PageRank/PageRank.html 前に同じ方法を思いついたことはあるけれど、ネット上で友達なくしそうなのでやめました。