Critique of Games メモと寸評

http://www.critiqueofgames.net の人のブログです。あんまり更新しません。

2004-01-01から1年間の記事一覧

メディア間の相互作用って面白いな、と。

id:ConquestArrow:20041219 タイアップやメディアミックスの話にふれて。 どのメディアでも面白い、どのメディアでも楽しめる、などというのは幻想だ なるほど。 まあ、確かにそれはそれで妥当だとは思うのだけれども、「タイアップ」とかっていう言葉自体が…

はてなの質問たち その2

昨日にひきつづき、はてなのちょっと面白かったゲーム関連の質問たち 視覚障害者向けの、視覚を用いずに聴覚のみを用いるゲームを探しています。 http://www.hatena.ne.jp/1089783845 こういうものって、やっぱり、あったんだ、……とか、思ったら、なんか『Ai…

はてなのゲーム関連の質問たち

「人力検索サイト はてな」より、ちょっとマニアックな質問たち。 キャラがダメージを受けた時に点滅する表現を、最初に取り入れたビデオゲームは何ですか? http://www.hatena.ne.jp/1102206274 なんとマニアックな。80年前後ということ。でも、こういう質問…

「ブーム」と「プレイ」をつけるとなんでもポップになる

みうらじゅん曰く、(http://media.excite.co.jp/book/interview/200210/p05.html) マイナスとされているものを、ポップに見せたりすることが好きなんですよね。とりあえず、なんでも「ブーム」と「プレイ」をつけると、ポップになるんですよ。「童貞ブーム…

GameStudiesが更新

英語圏のゲーム研究のポータルサイトGamestudies(http://www.gamestudies.org/)が約一年ぶりに更新されたようです。

ゲーム関連書籍

引き続き更新。 http://www.critiqueofgames.net/data/booklist_date.html 攻略本・ファンブック以外のゲームの関連書籍を計654件ほど激しく網羅してみました。寸評とかは面倒なのでさすがにやめましたが、網羅件数だけでいけば、かなりのものになっているか…

リンク集追加

最近、ゲームの歴史情報について調べてまわることが増えたのでリンク集にゲームの歴史系サイトを加えました。 他に、リンク集の評論系のカテゴリーに大学の研究室系へのリンクを追加しました。 [ 追加した研究室 ]*1 一橋大学 大学院社会学研究科/社会学部 …

Weblogサービス増えすぎ。

多くの人が感じていることだとは思うが、この半年ぐらいの間にWeblogサービスが激増した印象が強い。とりあえず、登録しているウェブサービスのほとんどがWeblog(もしくは日記)サービスをつけているような気がする。 今、自分の登録しているものだけでも …

今必要なのは政権交代ではないか

これはちょっと面白い。菅直人の今日の一言2004-10-24 (Sun)の一言 それに加えて新潟で地震。あい続く天災をストップさせるには昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか。 あい続く天災をストップさせるに、今、必要なのは私の来年…

ドラゴンクエストVIII開発者ロングインタビュー

ロードがちょっと重い。 http://www.mangatown.mainichi.jp/manga/?surl=/portal/mangasample/0000045TD/000045TD0089006/

教育ゲーム、シリアスゲーム

id:ConquestArrowより 先進工業諸国で平均IQが上昇していく「フリン効果」や、テレビゲームを脳の情報処理能力の向上に利用しようとするアメリカの研究、「ゲーマーとしての養老孟司」などの話題を紹介しています茂木健一郎 クオリア日記: テレビゲームは…

2004年コンピュータゲーム十選

ドラクエをまだ開封してませんが、今月から来月の半ばまで、期間限定でゲーム断ちをいたしますので、本年度にやったゲームの中からよかったものを10個*1、早々にえらんでみました。ちなみに今年度プレイしたタイトル総数はクリアーしていないものを含めれば…

『フリーター亡国論』丸山俊

タイトル、表紙からして一見「フリーターの若者たち」が「国を滅ぼす」という本かと思わせるが、問題設定からしてけっこうきちんとしていて「フリーターの若者たち」という主体を問題とするのみならず、「フリーターを生み出す社会・経済構造」というもの自…

『コンテンツ消滅』小林雅一

アニメ、ゲーム、音楽産業のケーススタディを通して、現在Winnyなどによって到来してきた「コンテンツの消滅」の危機の問題にいかに対処するか、というもの。 タイムリーなだけで、あまりよく調べないで出されたタイプの本っぽいな、と思って期待せずに読ん…

FFX-2@amazonレビュー

発売されてからすでに一年以上たちますが、『FFX-2』のamazonレビューをのぞいたら、罵詈雑言が冴えていて面白いことになってました。(3割ぐらいは、賞賛の声もあるのですが、賞賛の仕方はあんまり面白くなかったので割愛) 絶望感が・・・ こんなんFFで出…

「元Road of SQUARE データベース」追加

今日はドラクエVIIIの発売日ですが。 もちろん、ドラクエVIIIは購入済みで我が家に置いてあったりするわけですが。 ドラクエVIIIの発売日にも似合わず、本日はドドンっと、旧スクウェア(合併以前のスクウェア)の膨大なデータベースが、当サイトに置かれる…

「ドラえもん」声優5人、来春に若手と交代へ

マジか! http://www.sankei.co.jp/news/041121/bun091.htm

ぱどタウンその4 「初めまして、何歳?」

最近、ぱどタウンのほかにも、ハンゲームや、Saychatなんかにも顔を出している、ということを友人に話したら「井上くん、接してる文化が低年齢化の一途をたどってない?」と言われましたが、激しくその通りです。すみません。 ぱどタウンにせよ、ハンゲーム…

バテンカイトス クリアーしました。

なんか、「クロノ」へのオマージュがあまりにも………とか思ってたら、『クロノ・クロス』の加藤さんがシナリオを手がけていたようで。なるほど、と納得。 和製RPGのある種の頂点とも言える『クロノ・クロス』に対する類似性を除いたとしても、この作品は本当に…

桜井政博「ひそかにレポート」

桜井さんのウェブページ発見。 http://planetmeteos.com/hisoka/index.html そういえば、前にファミ通に「桜井政博事務所」をたちあげたってことを書いていらっしゃっいましたけど、「桜井政博事務所」でググってもうちのサイトしかヒットしないんですが。

デスノート4巻 と 「罪を犯す自由」。

本格ミステリマンガとして目下大ヒット中の本作ですが、今まで「頭の良さ」をがんばって描いてきただけに、今回はそれが反転する形で「頭の悪さ」の感触というのをリアルに描くことにものすごい成功を収めていて楽しいです。ここまでミステリ中心にゴリゴリ…

ぱどタウン その3 「ダサ子」とは

「ぱどタウンを快適に使う方法」の「はしご・ダサ子禁止について」のページ(http://yokohama.cool.ne.jp/padotown/hasigo.htm)によれば、「ダサ子」の基準のひとつとは、「タグや画像などで部屋や書込を飾らない人のことを指す」ことらしい。 それだけ言わ…

なんてことだ。アメリカ大統領選挙。

IQと選挙区 http://chrisevans3d.com/files/iq.htm http://www.ginandtacos.com/education.jpg こんなにわかりやすい相関関係があっていいものか。

荒木飛呂彦の絵って3Dモデルに変換可能だったのか! と、とにかくそのことにだけは驚ける。あとは、フィールドの狭さやアクションの地味さがなんともならないことには、「ファンなら楽しめる」という評価のゲームから抜け出せないよなあ、と。 そんな感じで…

ACE05 買いました。

グッジョブ。

ファミ通1994-2004

ヤフオク経由で、1994年〜現在までの、ファミ通を10年分仕入れました。 とりあえず、部屋がものすごい状態になってしまっているんですが、ファミ通10年分を使って、何か調べて欲しい要望などあればコメント欄にどうぞ。 (実現可能かどうかはさておき。)

80年代のゲームの言葉シリーズ(3)

このセリフには驚いた。 「ど、どうなってんだ!? コインばっかりでキノコがでない…。」 「ばかめ! スーパーマリオは裏技とかくれキャラの集大成ゲーム。 すべてをしりつくしたこのおれの腕を見るがいい!!」 以上は1985年からコロコロコミックに連載されてい…

80年代のゲームの言葉シリーズ(2) シミュレーションゲーム つづき

(6日からの続き) 「シミュレーションゲーム」というジャンルが日本のビデオゲーム雑誌などに数多く登場するようになるのは、1983年のことだ。そもそも、82年、83年ごろというのがマイコン雑誌から独立する形で数多くのゲーム専門誌が登場する*1ので、日本で…

80年代のゲームの言葉シリーズ(2) シミュレーションゲーム

とある、2chネラーの先輩に聞いた話、2chでは「光栄のゲームのシミュレーションじゃない」とかっていう議論がちょこちょことあるらしい。 それっていうのはつまり、「シミュレーション」という言葉のイメージの源泉をどのようなところに求めるのか、という話…

ロスト・イン・ラマンチャ

テリー・ギリアムが、『ドン・キホーテ』を撮ろうと奮闘して、まさにドン・キホーテのごとく映画制作が失敗に終わるまでのドキュメンタリー映画。テリー・ギリアムほどの実績のある人でもこういう失敗に陥るものなのかと、自分もうまくいっていないときなど…