Critique of Games メモと寸評

http://www.critiqueofgames.net の人のブログです。あんまり更新しません。

2016-01-01から1年間の記事一覧

中川大地『現代ゲーム全史 文明の遊戯史観から』2016,早川書房

私も最後のほうに、ちょろっとだけお手伝いさせていただいた中川さんの『現代ゲーム全史 文明の遊戯史観から』が刊行されました。6月に小山先生の本が出たばかりで、またしても日本ゲームの通史の本が出るというのはすばらしいことだと思います。 現代ゲーム…

Replaying Japan 2016@ライプツィヒ大学で喋ってきたよ

ドイツから戻ってきたら、持病が少し悪化して、通常時の4割ぐらいのパフォーマンスになっております。井上です。 というわけで、8月15日~17日にかけて第4回国際日本ゲーム研究カンファレンス(Replaying Japan 2016)で下記のような内容をしゃべってきました…

松永「ARとマジックサークル」へのなるべく短いコメント

To:松永エントリ CC:公開 松永さんの下記エントリへのコメント。 9bit.99ing.net 長くかくとすごく時間くいそうなので、なるべく、さらっとにコメントしておくよ >ARゲームはふつう位置ゲームでもある。 「明らかにこれはARゲームではあるが、位置ゲーとは…

自分用メモ:ゲーミフィケーション関連ファイルなど

一応の置き場つくりました。ほんとに一応。 http://critiqueofgames.net/gamification/

井上明人/2015年度・業績リスト

2015年度やったこと、はっときます。 公開できないものや、チームで関わったプロジェクト等についてはけっこう省いています。 ■書いたもの 1,井上明人,「中心をもたない、現象としてのゲームについて」,2015年10月よりPLANETS/第二次惑星開発委員会にて連載…

吉田寛「規則と自由の弁証法としてのゲーム――<ルールの牢獄>でいかに自由が可能か」へのコメント

吉田さんのペーパーに敬意をこめて、簡単にコメントをまとめておきます。 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/lcs/kiyou/pdf_26-1/RitsIILCS_26.1pp.19-27YOSHIDA.pdf 1.コンピュータ・ゲームにおいてルールに逆らうことは本当に不可能なのか? 「コ…

『中心をもたない、現象としてのゲームについて』連載第四回

「ゲームとは何か」をめぐる交わらない答えたち (井上明人『中心をもたない、現象としてのゲームについて』第4回) 更新されました。 なお、いままでの連載四回分については、下記ページから、いずれも原稿の前半部分についてご覧になれます。 wakusei2nd.c…

ご案内:今週末のコンテンツ文化史学会&DiGRA Japanでの井上の発表予定につきまして

今週末の、芝浦工業大学大宮キャンパスにて、コンテンツ文化史学会と、DiGRA Japanが合同開催となります。 私自身が発表するものが2件、セカンドオーサーのものが2件、セッションチェアーが1件になります。 下記、私の予定メモになります。 ■2016/02/27 10:3…