Critique of Games メモと寸評

http://www.critiqueofgames.net の人のブログです。あんまり更新しません。

2006-01-01から1年間の記事一覧

『智場 108号』ゲーム特集発刊

広報です。自分の職場で発行している機関紙でゲーム特集を編みました。90ページにわたって、セカンドライフ、仮想世界、仮想経済、モバイルゲーム、ゲーム学の動向などを取り扱い、遠藤さんをはじめ、H-Yamaguchi.netの山口先生や、PICSY blogの鈴木さん、リ…

RGN#04

正式版広報ではないですが、とりいそぎ 12月10日RGN#4「ゲームシナリオライターの眼(仮)」川邊一外氏・前田圭士氏・佐々木智広氏 東京六本木の国際大学GLOCOMを会場に開いているシンポジウム形式の研究会「RGN : コンピュータ・ゲームのデザインと物語につい…

ハンドルネームの由来について

最近、ちょくちょく言われるようになったので、検索可能な情報として暇な人むけに書き留めておきます。 メイド喫茶 ひよこ家…とは関係ない ハンドルネームがhiyokoya6なので、メイド喫茶のひよこ家 http://www.hiyokoya.net/ が大好きな人だと、たまに思われ…

RGN#03

広報ダシマシター! http://www.glocom.jp/event/modules/eguide/event.php?eid=1 2006-07-29 「プレイヤーという存在」― プレイヤキャラクター / プレイヤー圏 / ゲームからの逸脱 ―◆第三回になる、RGN(コンピュータ・ゲームのデザインと物語についての研究…

東浩紀GLOCOM辞任について

井上です。基本的に、サイトではあまり社会的な立場うんぬんで書かないようにしているのですが、ここのところ、こういう告知ばかりで恐縮です。。 さて、本日、東浩紀のBlogでも告知されましたとおり、東浩紀が国際大学GLOCOM副所長を辞任すると同時に、GLOC…

6月3日 RGN : コンピュータ・ゲームのデザインと物語についての研究会#02 予約開始

バタバタしててすみません >みなさま次回RGNどうにか予約開始しました... http://www.glocom.jp/event/modules/eguide/event.php?eid=3田中治久=hallyさんです。 コンピュータ・ゲームのデザインと物語についての研究会: RGN (Research on Game design and…

ユリイカ:任天堂特集に寄稿しました。

今月発刊のユリイカ 詩と批評 特集=任天堂/Nintendo →linkのほうに僭越ながら寄稿させていただきました(実名で)。タイトルは「宮本茂をめぐって―コンピュータ・ゲームにおける作者の成立―」 内容にふれすぎない程度に紹介すると、 1.宮本茂のゲームデ…

6月11日 韓国のはなしをやります。

http://www.infosoc.jp/pukiwiki/

RGN第二回日程

とりあえず、日程は、6月3日でほぼ決定しました! 決まるのが遅くてすみません、、、 発表者は予告どおりhallyさん+共同発表者として東大修士課程の牛島さんにやっていただきます。 あと、壇上に上がっていただくゲストとしてgumonjiの開発者である中嶋謙互…

RGN/死の表現関連 言及していただいたもの

9日は本当に多くのすばらしい方にお集まりいただきありがとうございましたー! いやー、手伝っていただく方のツテも、各種広報もほとんど個人のお手製でやっていたので蓋を開けてみて超ビツクリした次第です。反省点も多くのこりましたが、精進していきたい…

事務連絡:懇親会とか。

日曜の研究会の申し込みをしたあとに、懇親会の参加の意志のある、なしを伝えていない人はおはやめにー。 あと、参加者がだいぶ増えてきたので、事務方で手伝ってもいいヨ!という人がいらっしゃったら、ぜし!いまのところ、応対等もすべて僕が日常業務のあ…

「死の表現」をめぐって#02

1.『人間ども集まれ!』 テンパりつつも逃避する井上です。 9日の研究会関連の話題で。死の表現に関するネタとして人とだべっていて、「手塚は死のリアリズムにむきあっていた、とかって話があるけど、手塚にとっての<死の表象>つっても実は手塚ってダー…

宣伝。研究会主催&発表します。

直前広報!GDC報告会の翌日デツ! http://www.glocom.ac.jp/j/labs/azuma/project/game/参加人数けっこう多めになってきたので、はやめのお申し込みを。とはいっても多分、いまのところ断りをいれるほどにはなってないので大丈夫です。「ムリです」というメ…

韓国○○ゲーマーの真実…!

以下は何の雑誌記事か、みなさまおわかりになりますでしょうか答えは、e-sportsの専門雑誌の記事です。掲載されている人物はマルチタレントだとかアイドルなのではなく、上に掲載されている人物は全てプロゲーマーたちですe-sportsというのは韓国で2001年〜2…

PC対NPC→PC対PCという物語成立の変容

90年代初期に『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場』というのがENIXから出版されていたとき、一タイトルの売り上げが最大95万部というとんでもない数をたたきだしたことがありましたが、近年の状況をふりかえってみると、『ラグナロクオンライン』の4コマがこ…

ゲーム普及の経路依存性と議論構成の違い

友人から教えてもらったのだが、去年の夏ごろに韓国でガシガシと「デジタルゲーム・ストーリテリング」を題材として扱ったコンピュータ・ゲームの書籍が刊行されているらしい。未追加文献情報のほうにも掲載したが、韓国のほうの書籍紹介はかなりがっちりと…

e-sportsmanshipの誕生。

日本でも最近けっこうしられてきましたが、韓国ではスタークラフトなどのスタープレイヤーに賞金を払ってプレイさせていくという経路があります。2000年1月に世界初のプロゲームリーグが発足したことで成立し、数年前から韓国の子供の憧れの職業No1は「プロ…

MMORPGの経済でインフレは起こるのか。

最近、東大ゲーム研やAOGCなどで精力的に講演されている山口浩氏(http://www.h-yamaguchi.net/)の話で「MMORPGでインフレが生じているのを観察したいのだが、観察できないYO!」というような話を聞きますた。 で、きょう山口さんにも直接申し上げたんですが…

<学習過程>としてゲームを捉える〜「おもしろい」のゲームデザイン〜

Raph Kosterの『「おもしろい」のゲームデザイン』(原題:"A Theory of Fun for Game Design")読み中。 ゲームの形式について論じていても仕方ナイジャン!っつって、プレイヤーの意識のほうにアプローチしようと思うと、しばしばチクセントミハイの「フロ…

2005年度―今年のゲーム十選

2004年の十選にひきつづき、2005年度分も選んでみました。ちなみに、プレイしたソフトの数は約40本 ひぐらしのなく頃に(PC、鬼隠し編〜皆殺し編) ワンダと巨像(PS2) 雪道(PC、フリー http://f8.aaa.livedoor.jp/~sanctuar/) なめ消し塩(PC、フリー http://i…