2003-05-06から1日間の記事一覧
昭和29年にかかれているという古さを感じさせる一冊。 実存主義が「ニヒリズム」というレッテルを貼られて非難されているのとかが面白い。「てめえのはニヒリズムじゃねえか!」という攻撃の仕方というのは、けっこう昔からの定型的な非難の仕方なのかしらん…
言いたいことはわかるのだが、議論としてはひどくお粗末。 中島義道自身が考えるところの「日本的」な文化状況の所為で、中島が苦い思いをしているのは非常によくわかるし、中島の構想するところの〈対話〉という行為が望ましいというのも感覚的にはわからん…
可もなく、不可も無く。まあ、わざわざ読むような内容はあんまりなさげ。
なかなかよかった。 細かいケチがつくところもかなり沢山あるのだけれど、まあ、この種のエッセイに細かいケチをつけるというのもアレなので、細かいことはとりあえず捨て置くとして。 で、なにより、本エッセイは、ゲームをまったく知らない人でも読んで楽…