Critique of Games メモと寸評

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weblogの力というよりも単にWebの力ではないの?

ウェブログ事始め
http://www.zdnet.co.jp/news/0305/07/cjad_horikoshi.html
weblogに関する連載なのだけれども、日本におけるweblogの威力を語るところで、


日本の例で言えば、2002年「ゲームをしすぎると脳が壊れる」と主張する脳神経学者によって書かれた『ゲーム脳の恐怖』が各種メディアで取り上げられ、恐怖を煽りましたが、医師を始めとするさまざまなバックグラウンドを持った個人サイト管理人がこの研究の恣意性を素人にもわかりやすく指摘し、多くのサイトがリンクを張って紹介したことで、あっという間に批判が広まりました。
と書かれているが、私の意識では、目立ったweblog(というか日記?)と言えば風野春樹さんのところの読冊日記ぐらいだったように見えた。all about japanの記事にせよ、新さんのところにせよ、私のとこの書評にせよ、weblogじゃなかったしなあ。「weblogの力」というよりも、単に「webの力」という気が。
別にこの記事の著者のdemiさんに向かってケチをつけたいのではなく、むしろ「日本におけるweblogの目立った例」にこれを挙げるしかないというのが、つまり日本においてweblogってさっぱり発展していないのだな、という状況をリアルに写し出しているように思う。