Critique of Games メモと寸評

http://www.critiqueofgames.net の人のブログです。あんまり更新しません。

ファミ通のクロスレビューの影響力

 まだ、完了してませんが、4月ごろの私のエントリ→http://d.hatena.ne.jp/hiyokoya/20050409#p2 に関連して、以下のようなアンケート調査を行っています。

ファミ通クロスレビューを参考にしている、あるいは参考にしていたことのある××代の方にお聞きします。
あなたがファミ通クロスレビューを参考にした時期は次のうちどれですか。「だいたい」でかまいませんので、あてはまるもの全てにチェックをつけてください。

 という質問を「10代」、「20代」、「30代以上」で年齢別に、3つほどかましています。

 とりあえず、現在の集計結果を以下、簡単にExcelでまとめてに表にしておきますと、以下のような感じ。

 まあ、20代以上の読者に対して影響力が低下しているのは隠しようもない事実だとして、10代の読者にはまだ影響力を確保してるんですね。ただ、これ、盛り上がりが規則的に10年スパンで訪れていればまったく問題ないと思いますが、3年スパンで盛り上がりがきて、さがっちゃってるのはつらいっすな。結局、2000年以降はすべて右肩さがり。

 終わったらまた別途にページをつくりまーす。

 あと、

あなたが「自由度が高い」と思うゲームを5つあげ、どのような点に対して「自由度が高い」と思った(感じた)のかを、作品ごとに、簡単にでかまいませんので説明をしてください。

→ http://www.hatena.ne.jp/1123378733

あなたが「ゲーム性が高い」と思うゲームを5つあげ、どのような点に対して「ゲーム性が高い」と思った(感じた)のかを、作品ごとに、簡単にでかまいませんので説明をしてください。

→ http://www.hatena.ne.jp/1123379897

 の二つがあまり回答が芳しくないようですので、お時間のある方は嫌にならない範囲でつきあっていただければ。

(2005-8-13:注意書き追記)
  • この記事がはたまたカトゆー家からリンクされてされてしまって人が大量にきているようなので、誤解なきよう、早めに注意書きを付け加えておきます。一言で言うと、この調査はあまり信頼性の高いものとはいえません
  • 今回のはてなアンケートを用いたアンケート結果にはさまざまなデータのバイアス(ゆがみ、かたより)がありますが、特に考慮したほうがよいものを三点挙げておきます。
    1. 調査項目に「参考にしていなかった」という項目を付け加えていないこと:あくまで「参考にした」人だけの数なので、ファミ通の趨勢自体は微妙にフォローできていないところがあります。はてなアンケートがクロス集計をしやすいような機能を実装してくれればもう少しどうにかなるのかもしれませんが…。
    2. 答えたい人だけが答えているアンケートであることはてなアンケートの根本的な問題ですが、答えたくないユーザーは答えていません。そのため「この話に興味を持った人」たちによる回答としてのバイアスがあります。このバイアスはかなり大きなものです。
    3. 答えた人の記憶が「だいたい」でしかないこと:「だいたい」で答えてもらっていい、といいましたので、そこらへんかなり記憶が曖昧な状態で答えていただいた方が多いかと思います。特に86年〜87年ごろにけっこうな数の人が「参考にした」と答えていますが、これは本当はおかしくて、この当時のファミ通ファミマガなどに比べるとややマイナーな、創刊してからあまりたっていない月刊誌隔週刊誌だったと思うので、これだけの数の人が「参考にした」といっているのは少し奇妙な印象があります。おそらく86年〜87年のころに「参考にした」と答えていただいた方は「ファミコンが流行っていた頃に参考にした」という程度の意味で答えたのでしょう。厳密に86〜87ではないと思われます。
  • また、バイアスではありませんが、誤解なきよう注意してほしい点を一つ挙げます
    1. クロスレビューを「信用」ではなく「参考」とした時期を聞いていること2ch風に言えば「ファミ通信者」ではなくとも、「参考」にしている人は大勢いますので。誤解なきよう。